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ヴィクトリアン・ブラックジュエリー

***  Victorian Black Jewelry  ***

***  Victorian Black Jewelry  ***

ヴィクトリアン・ブラックジュエリー

ヴィクトリアン・ブラックジュエリー.jpg

ビクトリア時代中期(およそ1860年代~1880年代)にブラックジュエリーは非常に人気がありました。
それは、ヴィクトリア女王の最愛の夫プリンス・アルバートが1861年に死去したことによります。
彼女は彼のために喪に服し、その哀悼は、彼女が1901年に死去するまで
黒い衣類とジュエリーを着用することに及びました。
宮廷の人々、王室に近しい人々にまずは広まり、その後大衆もその影響を受けました。
至っては、喪がファッションとなりました。
ヴィクトリアン・モーニングジュエリー(服喪用アクセサリー)のひとつがブラックジュエリーです。
ブローチ・ネックレス・ペンダント・イヤリングなど様々なものが作られました。
 

ビクトリア時代のブラックジュエリーは、何で出来ていたのでしょうか?

ジェットと呼ばれる漆黒の石は最も人気がありましたが、大変高価なものでした。
そこで、その代用品として、様々な素材のブラックジュエリーも作られました。
 
各々以下に簡単に記します。

*ジェット:Jet ( Whitby & other)

ジェットとは、埋没した流木などが何千年の時を経て、
圧力や圧縮により化石化したものです。
それは漆黒または濃褐色で、研磨により不透明なビロード光沢を放ちます。
喪服用の宝飾品として、また古くは修道士のロザリオにも用いられました。
 
歴史的に最も重要な産地はイングランドのヨークシャー州ホイットビーです。
そこで採れたジェットは高品質で大変珍重されました。
その他の産地としては、スペイン・フランス・インド・トルコ・ソ連などがあります。

*ヴォルカナイト:Vulcanite (又はエボナイト)

1842年に発明された天然ゴムからできた樹脂。

*ホーン:Horn

動物の自然の角を熱して型に入れ形成していました。

*ボグ・オーク:BOG OAK

アイルランドで掘り出された木または泥炭の化石です。

*フレンチジェット:French Jet

丁寧に磨かれた黒いガラス。