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古いガラスいろいろ

***  Various Vintage Glass  ***

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***  Various Vintage Glass  ***

古いガラス いろいろ

◆アイリスガラス:Iris Glass◆

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主にチェコスロバキアで作られた、赤・青・緑など複数色の差し色が入ったガラス。
その色が虹を連想させるためその名が付いたようです。(虹の女神アイリス)
作られた国や時期によってスタイルは様々ですが、
比較的ふんわりと色が入っているものが古いアイリスガラスと言われています。

◆ヴォクソール・ガラス:Vauxhall Glass◆

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1800年代に英国のVauxhallで作られ始めたと言われるガラス。
主に黒や暗赤色のガラスの裏側を鏡のように金属張した装飾ガラスで、ミラーガラスとも呼ばれます。
ボヘミア(チェコスロバキア)でもアールデコ期に同様のガラスが作られました。
チェコで作られたものは、英国のものより明るい色合いのものが多く、カットの細かい装飾も特徴的です。

◆ウランガラス:Uranium Glass◆

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極微量のウランを着色材として加えたガラス。暗闇で美しい蛍光緑色を発します。ヨーロッパが発祥。
ガラスにウランを混ぜることによって、黄色や緑色の透明なウランガラスが製造され始めたのは1830年代。
ウランが原子力に利用されるようになる1940年代までの間に、
コップや花瓶、アクセサリーなどの各種のガラス器がヨーロッパおよび米国で大量に製造されました。
現在では民間でウランを扱うことが難しいため、新たなものは極少量が生産されているのみ。

◆サフィレットガラス:Saphiret Glass◆

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1800年代にチェコスロバキアのヤブロネッツ地方で作られ始めた変色ガラスの名称。
見る角度で様々な色合いに変化(濃茶・ブルー・ピンクなど)する、不思議なガラス。
1950年頃から、アメリカ製のものが出回りました。
色合いはチェコ製のものよりも明るめで、デザインも華やかなものが多いようです。
そのほか、ドイツやフランスでも同様のガラスが作られていたようですが、
国柄によって全く違う仕上がりになっています。
製法が不明のため現在は製造されていません。

◆フレンチジェット:French Jet◆

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黒ガラス。ジェットの代用品としてビクトリア期に使用されました。
天然のジェットが喪中に使用するジュエリーとしてもてはやされ、入手困難となったため、
また、それゆえに大変高価なものとなり、ガラスなど他の素材で代用するようになりました。
主にボヘミア(チェコスロバキア)でヴィクトリアン期に多く作られました。